教育
実績1
区内で包括的性教育を受けられる中学生が増えました。
2024年度予算要望で提案した『助産師と連携して実施している「いのちと性の健康教育」は、実施校を従来の希望制から、中学1~3年のどこかで必ず1回は受講できる形に変更する』が実現。助産師と産婦人科医の協力を得て、新たな「出張リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座」を全区立中学校で実施し、すべての生徒が在籍中に1回は受講できるようになりました。
──2023年11月・2024年度予算要望(文書提出)
実績13
児相の介入で一時保護となった子どもたちの意思を尊重する支援を求め、一時保護中のルールが一部変わりました
児童相談所は、「子どもの権利を守る」という最優先ミッションのため、一時保護の中で子どもの行動の自由を制限したりできる強い権限を与えられています。このために、世田谷区の児相でも、原則通学禁止の一時保護所に、学齢期の子どもが5か月間も留め置かれることになったケースが発生しています。こうした状況を受け、当事者である子どもの声も踏まえながら、①一時保護所での学習支援として、2025年度より学習アプリを入れた子ども向けタブレットを1人1台配布 ②一時保護所または里親宅と原籍校との登下校について、福祉移送業者の車両で送迎できるよう、業務委託を行うことが決まりました。
──2023年11月・令和5年第4回定例会一般質問
実績23
体育大会で、合理的根拠のない男女分けや差異化をなくすよう各学校に指導されることになります
区立中学校の体育大会にて、合理的根拠のない不要な男女分けや差異化は無くしていくべきと求めたところ、区の教育委員会より「種目によって安易に男女を分けることがないようにするとともに、安全性に配慮しながら生徒の声を尊重した大会の企画、実施がなされるよう各学校を指導していく」との答弁を得ました。
──2024年10月・令和6年決算特別委員会(文教領域)
実績24
性別ごとに合理的根拠のない別習を課す中学体育の在り方に問題提起。生徒の実態や運動内容に配慮した男女共習へと舵が切られます
現在、世田谷区の公立中学校の体育の授業では、例えば「男子は柔道・女性はバスケ」など、合理的根拠のない男女別習を実践する学校が多くあります。性別・障がい・国籍などを超えてともに体を動かす楽しさを学ぶ「共生体育」への第一歩として、学校体育の男女共習推進を求めました。区の教育委員会からは「体育理論や保健分野の学習を含め、不必要に男女で分けて授業を行うことがないよう学校を指導し、授業における工夫の仕方と併せて理解を図りつつ、生徒の実態や運動内容に配慮した男女共習を推進していく」との答弁を得ました。
──2024年10月・令和6年決算特別委員会(文教領域)
実績27
親や親族がいても頼れない若者のために、給付型奨学金や家賃補助、医療費助成などの支援が拡充されました
「せたがや若者フェアスタート事業(児童養護施設退所者等支援事業)」の対象が、児童養護施設や里親等出身者だけでなく、虐待等の体験があり、親族も頼れない困難な状況にある若者にも広げられることになりました。2025年度より支援内容もグレードアップし、新たに医療費支援・高等学校卒業程度認定試験補助・賃貸住宅保証料補助が実施されることに。
Check>> 世田谷区HP、「せたがや若者フェアスタート事業(児童養護施設退所者等支援事業)」
──2023年6月・令和5年第2回定例会一般質問、2024年3月・令和6年予算特別委員会(補充質疑)
実績41
区内の小学生にも包括的性教育を届けられるよう検討がすすめられることに
区立中学校の生徒には、助産師または産婦人科医による「出張リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座」を全員が受けられるしくみができましたが、区立学校に通う小学生はいまだに学習指導要領に基づく最低限の性教育しか行われていない実態があります。月経(生理)に関しても、宿泊行事の前に女子だけ集められて養護教諭による「保健指導」の形で具体的な話を教わるスタイルが今なお続いていること等を受け、月経教育の充実を含め、小学校における包括的性教育の推進を繰り返し求めた結果、区教育委員会と保健所が連携して本格的な検討に着手することになりました。
──2024年10月・令和6年決算特別委員会(文教領域)、2025年6月・令和7年第2回定例会一般質問






























