過去の議会での質問実績

ジェンダーの視点で学校体育を見直すべき。誰もが真に運動やスポーツの多様な楽しみ方を共有できる「共生体育」の実現に向けて【2024年 決算特別委員会】

皆さんは子どもの頃、体育の授業は好きでしたか? いい思い出は皆無、体育や運動は嫌いだ!というあなたへ。実はここ数年、 “体育嫌い” の背景に、学校体育における性別二元制やジェンダー規範等が影響していることが、様々な研究で明らかになっています。

実際に学校体育の現場は、男性の教育手段として発展してきた競争的な近代スポーツ(球技や陸上競技等)を中心に構成されており、男女で分けられることが多く、性別によって異なるルールや服装が適用されています。「スポーツができる=男らしい」といった価値観も依然根強いです。

おのみずきが実施した独自アンケート調査に寄せられた声も紹介しながら、学校体育において合理的根拠のない不要な男女分けや差異化をなくすこと、学習指導要領に則り男女共習を進めること、さらに、誰もが真に運動やスポーツの多様な楽しみ方を共有できる「共生体育」実現に向けて、子どもたちとともに体育カリキュラムを見直していくことを求め、区教育委員会からいずれも前向きな答弁がありました。区立学校の学校体育が今後どう変わっていくのか、大注目です!

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