2024年度より、区内の生活保護世帯出身の大学生等を対象に、区独自の給付型奨学金が新たにスタートします！ 従来は「せたがや若者フェアスタート事業」の下で、児童養護施設や里親等の元を巣立った若者への支援の一環で給付型奨学金が実施されていましたが、支給対象を広げたことになります。年間50万円（上限）の学費に加え、教材費・通学交通費が実費で支給されるので、学費負担が苦しい対象世帯の方は、ぜひ区のHP等で申込手続きをチェックしてみてくださいね。

一方で、今定例会では、おのみずきを含む各会派が給付型奨学金の更なる拡充を求めました。実際に、2023年に区が実施した「若者調査」によると、学生でアルバイト等の収入を得るための活動をしている場合は43.8%に上り、内9.2%が得られた収入を学費に充てているそうです。国が完全な高等教育無償化を実現するまで、更なる区独自の学費負担軽減策が講じられるよう、引き続き追及していきます。