過去の議会での質問実績

子どもの意見を丁寧に聞きながら、子どもが主体となる支援を【2023年 第4回定例会】

2023年11月に策定された「世田谷区教育大綱」にも明記されたように、子どもは「独立した人格」をもつ一人の人間です。上から目線でお説教したり、子ども抜きで決めたことをただ伝えたり、勝手に失望して関わることを諦めたりするのではなく、子どもの自己情報コントロール権や意思表明権の保障を進めるとともに、2024年度から新しく導入される「意見表明等支援員」をはじめ、徹底した当事者主体の支援を実施するよう求めました。

また、一時保護中の子どもについて、原則通学不可のルールをより柔軟に運用したり、オンラインで学校の授業に参加できる仕組みを整備したりする等、一人ひとりの状況に丁寧に寄り添った学習支援や通学支援を徹底強化するように併せて求めました。

区からも、『児童相談所が関わる子どもは一人ひとりが権利主体であり、権利擁護の仕組みについても、当事者主体という観点から制度を構築し、運用していくことが重要だ』との認識が示され、子どもの意見も丁寧に聞きながら準備を進めていく、との答弁がありました。

今後、世田谷区の児童相談行政がどう改善されていくのか、引き続きチェックしていきます!

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