過去の議会での質問実績

私たちの街は男性目線で作られている。街づくりにもジェンダーの視点を【2023年 決算特別委員会】

「私たちが暮らす街は、一体誰の視点でつくられてきたのか?」皆さん、考えたことがありますか? なぜベビーカーを引いて移動するのがこんなに大変なのか。なぜ女性用トイレはいつも長蛇の列なのか。 女性たちが暗い夜道で怖いと感じるのはどうしてか──? 

答えは簡単。これまで都市は男性、特に一家の稼ぎ主で、健常者で異性愛者でシスジェンダーの男性を基準として計画・設計されてきたから。 区も2000年代以降、ユニバーサルデザインな街づくりを推進していますが、計画の大半は“性別に関係ない”とされる高齢者や障がい者に焦点が当てられ、ジェンダーの違いによる公共空間での過ごし方や移動パターンの違い、街中で感じる恐怖等の実態はほとんど見えてきま せん。 これでは、街づくりの主流にいない女性(もちろん高齢女性や障がい女性も)や社会的マイノリティは排除されたままになってしまいます。 そこで、区の都市計画を構成する「地域整備方針」も、ジェンダーの視点で見直すよう求めました。

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