過去の議会での質問実績

包括的性教育とSRHRを推進し、性や身体のことを身近な場所で安心して相談できる体制・環境づくりを。世田谷区の姿勢を問う【2023年 第2回定例会】

おのみずきが議員になる前からずっと訴えてきた「ジェンダー平等な世田谷」への思いを込めて、まずは ①区職員の管理職における女性比率の向上、②包括的性教育とSRHR(=セクシュアル・リプロダクティブ ・ヘルス/ライツ)の推進について区の考えを問いました。特に、②に関しては、2023年度より全国の学校で始まった「生命の安全教育」や現行の性教育カリキュラムの限界に鑑み、 区で現在作成中のリプロダクティブ・ヘルス/ライツのリーフレットを活用しながら、子どもたちが自らの性や身体をポジティブに捉え、他者との健康的な人間関係を構築できるような教育を進めるべきではないか、また教育・啓発と併せて、性や身体のことを身近な場所で安心して相談できる体制・環境づくりも重要ではないか、と訴えました。

性教育をめぐる教育委員会の姿勢は、相変わらず鉄壁のディフェンス。包括的性教育の重要性に対する認識すら明確な言及を避け、やると宣言したアクションは 『リーフレットの活用方法等をわかりやすく整理し、各学校に周知する。』 以上。子どもたちからSRHRの教育機会を奪うことは、望まない妊娠やより深刻な性暴力被害等に繋がることが分かっ ています。包括的性教育をすべての子どもたちへ届けるため、引き続き追及していきます。

一方、保健所からは、庁内・関係機関と連携を強化しながら、性に関する悩みを抱える思春期の子どもたちを支える環境づくりを進めていく、との答弁があり、比較的前向きな姿勢が窺われます。

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