生活者せたがや222号 読み上げ用テキスト版 原本: seikatsu_ono222_web.pdf 【編集・発行】 2025年7月20日 生活者せたがや222号 世田谷・生活者ネットワーク代表/高岡潤子 〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1-12-14 原ビル2階 TEL: 03-3420-0737 FAX: 03-3706-1744 https://setagaya.seikatsusha.me 生活者ネットワーク 世田谷区議会議員 おのみずき ==================== ギーンおのみは報告する 「政治ビギナーの1期目議員でも、これだけやれる!! Part 2」 ==================== こんにちは。世田谷区議会議員のおのみずきです。 2023年4月の区議選で初当選してから、早いもので4年間の任期も折り返しを過ぎました。 昨年発行した議員活動1年目を振り返るレポートには、うれしいことに多くの反響がありました。この間、わたし自身も有権者の一人として数々の選挙を経験する中で、議員になってからの活動進捗をきちんと発信することの大切さを改めて感じています。 このレポートでは昨年に引き続き、区議会議員の任期前半の活動を振り返りつつ、「地方政治の現場からもこんなに変えていけるよ」ということを、実際の成果とともにお伝えします。 レポートを読んでのご意見やご感想も大歓迎です。 世田谷から、わたしたちが本当にほしいまちを一緒につくっていきましょう。 世田谷区議会議員 おのみずき ==================== プロフィール ==================== ・世田谷区議会議員(1期目) ・1992年生まれ、静岡県出身。世田谷区北烏山在住。 ・静岡県立韮山高等学校(高63回、陸上部・中長距離走) ・横浜国立大学・大学院(経済学修士) ・在学中、給付型奨学金を受け、パリ大学東クレテイユ校(Université Paris-Est Créteil)へ1年間の交換留学 ・大学院修了後、開発コンサルティング企業に新卒入社。コンサルタントとして気候変動対策分野の開発途上国支援に携わる。 ・2020年秋、会社を1年間休職してイギリスへ。現地で女性の権利やジェンダーをめぐる問題について知り、衝撃を受ける。 ・2021年秋、イギリスより帰国し、世田谷区に転入。足元から少しでも変えていきたいとの思いから、パリテ・アカデミー「女性政治リーダー・トレーニング合宿」の受講等を通じて、自ら政治の現場に飛び込むことを決意する。 ・2023年4月、女性たちの地域政党「生活者ネットワーク」より、世田谷区議会議員選挙に立候補。6,682票を獲得し、初当選を果たす。 ・2023年5月より、区議会議員として活動中。 ・2025年5月より、福祉保健常任委員、子ども・若者施策推進特別委員 趣味: 歴史散策、ミュージアムめぐり、筋トレ、ラオス、推し活(二次元) ==================== 公式サイト案内 ==================== 公式サイト「おのみずきweb」が大幅リニューアルしました。 これまで行ってきた議会質問の内容とその成果、紙面では伝えきれなかった実績の数々について、カテゴリー別に見られるようになりました。 また、新しいプロモーションビデオも掲載していますので、あわせてご覧ください。 ==================== ギーンおのみは振り返る 任期前半の活動実績 Quick Review 2023-2025 ==================== 区議選2023で掲げた政策の3割以上で、公約実現と着実な進展がありました。 ・72パーセント 選挙公約に掲げた22個の政策のうち、2年間の議会活動の中で取り組むことができた割合 注: 1年目は54パーセント ・182 各定例会での議会質問、および予算審議・決算審査の際に行った質疑の数 注: 1年目は96 ・42 議会で提案して変わった実績の数 政治経験がまったくなくても、議員活動2年目に入ると、「議員」というツールの使い方が少しずつ分かってきて、実現したい未来に向けてどのような道筋をたどるのがよいのか常に考えながら、見通しを立てて活動ができるようになってきました。 その結果、一歩ずつですが着実に実績を積み上げ、変化につなげることができています。 活動を通して得られた具体的な成果については、中面をあわせてご覧ください。 ==================== コラム 議員のお仕事ってどんなことしてるの? ==================== 議員の仕事は、新しい政策を提案したり、行政側の姿勢を質したりする「議会質問」だけではありません。 皆さんからお預かりした税金の使い方や区政運営のあり方をチェックする議案の審議、政策に関わる調査研究活動、他自治体や先進団体の視察、区民からの相談対応、地域活動への参加、政党に所属している人は組織の活動など、多岐にわたります。 なかなか休みがとれない仕事ではありますが、24時間働ける人しか議員になれないのはおかしいという考えのもと、わたしは意識して休みをとるようにしています。 ==================== ギーンおのみは提案する 議会で提案して変わったこと ==================== 任期前半を通して、さまざまな分野やテーマを議会で取り上げてきました。その中には、公約に明記していないものの、世田谷区の事業に関して理解を深めていく中で、とても重要と考えて取り組んだテーマや、区民の皆さんから寄せられた相談・要望を踏まえて、調査し、議会での提案につなげた事例も多数あります。 以下では、実際に区民の皆さんとともに悩みながら、実現してきた成果の一部を紹介します。 -------------------- 1. 子ども・若者支援 -------------------- 提案: 虐待や貧困を経験し、親を頼れない若者が、社会的擁護経験の有無にかかわらず支援を受けられるしくみをつくってほしい。 実現したこと: 「せたがや若者フェアスタート事業(児童養護施設退所者等支援事業)」の対象が、社会的擁護経験者に加え、虐待等の経験があり、親や親族を頼れない困難な状況にある若者にも拡大された。 2025年度からは、賃貸住宅保証料や医療費の補助など支援メニューも拡充された。 (2025年度予算で事業拡充) 今後の課題: 18歳までに一度も公的支援につながったことがない場合、対象から外れてしまう課題がある。引き続き改善を求める。 提案: 一時保護所に長期間いる学齢期の子どもに対して、一人ひとりに寄り添った学習支援や通学支援を徹底してほしい。 実現したこと: 2025年度より、学習アプリ入りタブレットを子ども1人1台配布し、学習支援体制を強化。 一時保護所・里親宅と学校との登下校について、福祉移送業者による送迎の委託を行うことになった。 (2025年度予算で事業拡充) 今後の課題: 里親等委託率は依然として目標値に届かず、一時保護の長期化の問題も残っている。引き続き子どもの権利の観点から提案を続ける。 -------------------- 2. ジェンダー平等 -------------------- 提案: 女性支援法を活かすための体制づくりを進めてほしい。 実現したこと: 「世田谷区困難な問題を抱える女性への支援のための施策に関する基本的な方針」が策定され、若年女性や中高年単身女性など、これまで相談支援につながりにくかった層への支援が強化された。事業予算も前年度比で約2千万円増えた。 (2025年度の主要事業に) 今後の課題: 障がいがある女性、外国人女性、性的マイノリティ女性など、多様な女性たちにとって実際に役立つ支援体制づくりを進める。 提案: 悩みや困難を抱える女の子たちのため、地域の居場所の選択肢を増やしてほしい。 実現したこと: 民間団体との協働により、高校生世代から24歳以下の女性が安心して過ごせる新たな居場所「ゆうカフェ」が開設されることになった。助産師や心理士などの専門スタッフへの個別相談も可能。 (2025年度予算で新規事業化) 今後の課題: 必要な支援につながるべき人が取りこぼされないよう、更なる支援体制の強化に取り組む。 提案: 区立学校で包括的性教育を進めてほしい。 実現したこと: 助産師や産婦人科医の協力を得て、「出張リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座」が全区立中学校で実施され、すべての生徒が在籍中に一度は包括的性教育のエッセンスを学べるようになった。 今後の課題: 区立小学校での包括的性教育のあり方についても検討が進む見込み。動向を引き続き確認する。 提案: 緊急避妊薬(アフターピル)の無償提供を含め、性犯罪・性暴力被害者への支援を強化してほしい。 実現したこと: 2025年4月施行の「犯罪被害者等支援条例」のもと、被害届の提出の有無を問わず、性犯罪・性暴力被害者への緊急支援として緊急避妊薬の無償提供が行われることになった。 (2025年度予算で新規事業化) 今後の課題: 未成年者では保護者の同意・同伴が必須とされる課題が残るため、この要件の見直しを求めていく。 -------------------- 3. 働き方 -------------------- 提案: 雇用形態によってハラスメント相談対応が異なるのはおかしい。区の方針を派遣職員にも適用してほしい。 実現したこと: 区の「職場におけるハラスメントの防止に関する基本方針」において、派遣労働者も区職員と同様に扱われることになり、周知徹底が図られることになった。 今後の課題: 委託事業者やフリーランスなど多様な雇用形態の人への周知不足など課題が残る。引き続き取り組む。 提案: 学童で働く指導員が、雇用形態に関係なく研修を受けられ、安心して働ける環境をつくってほしい。 実現したこと: 新BOPの会計年度任用職員の指導員にも研修制度が用意され、業務見直しも行われることになった。 今後の課題: 学童保育のニーズ増加、大規模化、指導員不足など課題は多い。現場の声を聞きながら、子どもと働く人の権利が守られるよう提案を続ける。 ==================== コラム 行政を動かすツールは議会質問だけじゃない ==================== 区民の方からよく、「このテーマを議会質問で取り上げられないか」と相談をいただくことがあります。たしかに、議会質問は行政を動かすために議員が使える強力なツールです。しかし、行政を動かす方法はそれだけではなく、実はいろいろあります。 例: ・区民自ら区議会へ陳情を出す ・政策課題について区民と区職員が一緒に学べる学習会を企画する ・他自治体の事例を調査して政策提言につなげる 社会を少しでもましなものにしたいあなたへ。一緒に作戦会議をしませんか? ==================== 用語の説明 ==================== 社会的擁護: 何らかの理由で保護者のもとで暮らせない子どもを、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うこと。 新BOP: 子どもの健全な育成や子育て家庭の支援を目的に、学童保育と放課後子供教室を統合した区独自の事業。 ==================== 寄付のお願い ==================== 生活者ネットワークの活動は、カンパとボランティアで支えられています。 カンパは1口1,000円から、いくらでも、いつでも受け付けています。 ゆうちょ銀行 世田谷・生活者ネットワーク 記号: 00110-1-765709 店名: 019 当座: 0765709 注: 政治資金規正法により政治団体への匿名カンパは禁止されています。振込の際には、住所、名前、職業の明記または別途連絡をお願いします。 ==================== 問い合わせ先 ==================== 世田谷・生活者ネットワーク 電話: 03-3420-0737 ホームページからもお問い合わせいただけます。